香住野菜生産組合山椒部会(美方郡香美町香住区)では、4月1日から初出荷が始まっています。この部会のサンショウは、日本海を望み日当たりの良い山の斜面を利用して栽培されているので、この辺りでは一番、芽が出るのが早いのです。
主な栽培農家がある御崎集落では、12戸がサンショウの栽培に取り組んでいます。今年は暖冬だったため、昨年より約1週間早い出荷となったそうです。伊賀茂正部会長は、「植えてから5、6年のものが良い。収穫は、短期間ではあるが手間と時間がかかる手作業なので家族総出で頑張りたい」と話していました。
今後、5月の連休までの間、京阪神市場を中心に約3.8tを出荷する予定です。
さて、ここで御崎地区ならではのものを少しご紹介します。
御崎の余部埼灯台です。日本一高い場所にある灯台として有名です。ピンクの桜と白い灯台、青空がとってもきれいですね。
灯台のそばに黄色い花が咲いています。地元の方によると、これはヘイケカブラといって、この御崎でしか見られない花だそうです。