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冬期湛水の役割

 1月下旬のコウノトリ育む農法に取り組んでいる田んぼの様子です。
 コウノトリ育む農法では10月下旬頃から田んぼに水を張る「冬期湛水」を行います。冬期湛水を行うと田んぼにイトミミズという生き物が増えます。イトミミズの土の中の有機物を分解するはたらきにより「トロトロ層」という軟らかい土の層ができます。「トロトロ層」ができると雑草の種が層の下部に沈み込み、雑草の発生を抑える効果があります。
 冬期湛水は、水辺の生き物のすみかを作るほかにも稲作にとって重要なことなのです。

冬期湛水の様子

人工巣塔の近くでも冬期湛水をおこなっています

冬期湛水でできる「トロトロ層」


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2009年2月 6日 11:54に投稿されたエントリーのページです。

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