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12月25日と29日に相次いでコウノトリ死亡の連絡がありました。
25日に石川県で発見されたのはJ018。今年8月に豊岡市出石町伊豆で巣立ったものの、一時保護され、11月10日に空に放たれた個体です。11月中旬から、京都府、福井県、愛知県、長野県、富山県、石川県あたりにいたことが分かっています。
一方、29日に三重県で発見されたのはJ398。今年10月に豊岡市但東町唐川から放鳥した個体です。こちらは11月中旬から神戸市、和歌山県、三重県にいたことが分かっています。
コウノトリにとって、生きものの冬眠などによりエサが減少する冬は過酷な季節です。
この2羽の死亡によって野外で暮らすコウノトリは36羽になりました。無事に冬を越せますように。