コウノトリ育むお米の田んぼで生き物調査
コウノトリ育む農法の無農薬栽培田(豊岡市祥雲寺)で7月11日、JAたじまと豊岡市が主催し、生活協同組合「コープ自然派」と生き物調査を行いました。コウノトリ育むお米生産部会豊岡北部、豊岡南部支部役員や、コープ自然派組合員親子等約100名が参加。この調査は、様々な生き物とともに安全で安心な米が育つ豊かな環境を知ってもらいたいと開催され、今年で5年目となります。リピーターも多く、年々参加者が増えています。
参加者は、調査方法の説明を受けた後、田んぼの土壌からイトミミズなどの数を調査する、全国統一の本格的な生き物調査と、田んぼのあぜや農業用水路などでの生き物探しに分かれ、調査を実施しました。子どもたちは、タモを手に水路に入って泥だらけになり、声をあげて生き物探しを楽しんでいました。調査の結果、タイコウチ、ゲンゴロウ、タモロコなど20種類を超える生き物が見つかり、多くの生き物が田んぼに生息していることを確認しました。
生き物調査の後には、コウノトリ育むお米のおにぎりを食べたり、生産者との交流会なども行いました。
高砂市から2人の子どもと参加した浅井貴士さんは、「コウノトリを間近で見て、水路に浸かって遊ぶなど、子どもたちの貴重な経験になった。また機会があれば来たい」と話していました。
どんな生き物がとれたかな?
水路に浸かって、生き物探し。なんだか楽しそうです。
捕まえた生き物を種類ごとにバットに分けて、どんな生き物がいるか調査しました。
その結果は・・・
こんなに沢山の種類の生き物がいました!
「田んぼ」って、すごいなぁ。
調査後には、「コウノトリ育むお米」を使ったおにぎりと、地元の野菜たっぷりのお弁当で昼食です。
最後には、生産者と参加者の皆さんとの意見交換がありました。