販売高1億円超を目指す 但東町野菜生産組合が総会

170222tanntouyasaisoukainaka.jpg JAたじまの但東町野菜生産組合は2月22日、通常総会をシルク温泉やまびこ(豊岡市但東町正法寺)で開きました。生産者、行政、市場関係者やJA職員など37人が出席。平成28年度の販売実績と栽培を振り返り、29年度の事業計画を確認しました。

 同組合では28年度、生産者39人がピーマンを中心にウドやエンドウなどを約11haで栽培。京阪神の市場に約290t出荷して8,600万円を売り上げました。27年度に比べ、同組合の主力品目であるピーマンの出荷量と秀品率は向上しましたが、他産地も豊作傾向であったため市場価格が安定せず、販売高がやや下回りました。29年度は、作付け本数と栽培面積を増やし、排水の徹底や病害株の早めの除去など栽培管理に努めるほか、関係機関との連携をさらに強化して、指導や推進体制の充実を図り、販売高1億円超を目指します。

170222tanntouyasaisoukaihyousyou.jpg また、総会では、ピーマンの出荷数量や1本当たりの収量、秀品率、ほ場の状態などを審査して優秀者を決める「ピーマン栽培コンクール」の表彰があり、最優秀賞に同組合の小西康之組合長を選びました。秀品率が最も高かったことや1本当たりの収量が平均より3.9kg多い11.9kgだったことが高く評価されました。

 小西組合長は、「一生懸命頑張ってきたことが結果につながってうれしい。これからもほかの生産者の見本となれるような生産者でありたい」と話していました。