粒の大きさ、色合い、味と品質の
どれをとっても「黒大豆の王様」
兵庫県の特産品として全国的に高い知名度と評価を獲得しているのが「丹波黒大豆」です。たじまでは昭和50年代から、現在の朝来市を中心に水田転作作物として栽培が始まり、たじまの主要な特産品のひとつになっています。おせち料理に欠かせない「丹波黒大豆」は粒の大きさ、色合い、そして味と品質のどれをとっても「黒大豆の王様」です。
おいしさの特徴
大粒で煮崩れしにくいことから、
大豆特有の食感・風味を楽しめる
「丹波黒大豆」の最大の特長といえば、やはり「粒の大きさ」です。大豆の大きさを比較する場合、「100粒の重さ(百粒重)」をもとにします。一般的な大豆は約30gですが、「丹波黒大豆」はなんと80g~90gと3倍にもなります。世界でも珍しい粒の大きさがある「丹波黒大豆」は、煮豆のほか、お菓子の材料などにもピッタリです。
おいしさの秘密
煮ると膨らみ、ツヤが増す大黒豆
おいしくて健康に良い成分が豊富
大きな粒が特長の「丹波黒大豆」は、煮るとよく膨らみ、破れにくい黒々とした皮が輝くような色ツヤを出します。そして、食感はもちもちになり、ゆたかな甘い香りを漂わせることで、お箸が止まらないほどのおいしさに。ポリフェノールやビタミンEの含有量が一般的な大豆より多く、おいしいだけでなく健康にも良い効果が期待できます。
生産も出荷も、手間がかかる逸品
安全と安心を届けていきたい
「丹波黒大豆」は正月用の食材として、年内に出荷できるよう栽培管理をしています。6月の種蒔きの後、土寄せ、追肥、水の管理を行い、11月に成熟期を迎えます。収穫後は機械で選別し、さらに手作業で一粒ずつ検査。品質の良いものだけを正月用に出荷しています。今後も安全で安心な黒豆を届けていきたいです。
黒大豆部会 畠山 泰彦 さん
旬と産地のご紹介
たじまの冬の味覚「岩津ねぎ」の
産地・朝来市で12月に収穫される
兵庫県のほぼ中央部、たじまでは南部にあたる朝来市がJAたじま管内での「丹波黒大豆」の主産地。12月上旬から中旬にかけて収穫のピークを迎え、お正月のおせち料理の一品として食卓に並びます。たじまの冬を代表する特産品「岩津ねぎ」も「丹波黒大豆」の主産地である朝来市で生産されています。
どこで買えるの?
JAたじま直営「たじまんま」ほか
スーパーマーケットや百貨店で
「丹波黒大豆」は豊岡市にあるJAたじま直営のファーマーズマーケット「たじまんま」をはじめ、たじま地域にあるJAたじまの各直売所などで取り扱っています。お正月前の最盛期には、関西地方を中心に、各地のスーパーや百貨店などの店頭にも並びます。
直売所「たじまんま」美味しい食べ方のご紹介
おいしい食べ方の定番「黒豆煮」
黒豆を戻す際は必ず「お湯」で!
「丹波黒大豆」の定番メニューが「黒豆煮」です。お正月に欠かせないメニューですが、普段のおかずとして食卓に並べると、ご家族にも喜ばれるはず。古釘を一緒に煮ることで、よりつややかで、おいしそうな黒豆に仕上がります。冷水で戻すと皮がむけやすくなるので、必ずお湯で戻しましょう。弱火でじっくりと煮詰めてください。
レシピを見るお問い合わせ
〒668-0051
兵庫県豊岡市九日市上町550-1
たじま農業協同組合営農生産部 特産課
電話/0796-24-6672 FAX/0796-24-6702