鮮度を保つため夜明け前に収穫し
その日に出荷される新鮮さが自慢

山地が多いたじまの中でもとくに標高の高い場所が、鳥取県との県境に近い、標高約1,000mの畑ヶ平(はたがなる)高原です。ここで栽培されている「はたがなる大根」は、なんと午前3時頃から収穫がスタート。葉を切り、きれいに手洗いした後に箱詰めし、その日のうちに各市場に出荷。「採れたてのおいしさを届けたい」生産者の気持ちが詰まった大根です。

おいしさの特徴

甘く柔らかい「はたがなる大根」
サラダにも、煮物・焼き物にも

甘みがあってみずみずしく、肉質はきめ細かくて柔らかいのが「はたがなる大根」のおいしさの特長です。8月中旬から収穫・出荷が始まる「はたがなる大根」は、甘みと柔らかさが楽しめる大根おろしやサラダで食べるのがオススメ。もちろん、煮物や焼き物にしてもそのおいしさは変わりません。

おいしさの秘密

冷涼な高原で育つことで増す甘み
きめ細かい肉質はゆたかな土から

夏の畑ヶ平高原は、気温が平地に比べて5度くらい低くなる冷涼な気候で、さらに昼夜の温度差も大きいため、甘みのもとになる糖類を多く含んだ大根が育ちます。また、「はたがなる大根」が育つゆたかな土壌は、赤土で水はけが良いため、柔らかくてきめ細かい肉質になります。

5月下旬から3ヶ月かけて育て、
収穫から出荷までは1日で完了

標高約1,000mの畑ヶ平高原は、県内でも数少ない夏ダイコンの産地です。雪が解けた5月下旬頃、雪の重みで固くなった土を何度も耕すことから作業が始まります。そして6月に種を播き、8月中旬頃から収穫を迎えます。新鮮な「はたがなる大根」を市場に届けるため、収穫は午前3時頃から。その日のうちに出荷します。

畑ヶ平農業生産組合 組合長 西垣 利男 さん

旬と産地のご紹介

収穫時期は8月中旬から10月上旬
産地は湯村温泉で有名な新温泉町

たじまの北西部、「湯村温泉」で有名な美方郡新温泉町。標高約1,000mの広大な高原が、「はたがなる大根」の産地である畑ヶ平高原です。「はたがなる大根」は、夏に収穫される「夏ダイコン」で、8月中旬から10月上旬に収穫されます。暑い夏に獲れた「はたがなる大根」は生食で味わうのがオススメです。

どこで買えるの?

「たじまんま」などの各直売所、
関西の主要スーパーや百貨店で

「はたがなる大根」は、JAたじま直営のファーマーズマーケット「たじまんま」などの各直売所の店頭に、新鮮な状態で並びます。そのほか、京都・大阪・神戸などの各市場から、関西の主要スーパーや百貨店に出荷されています。葉の付け根の部分が太く、しっかりしているものを選びましょう。

直売所「たじまんま」

美味しい食べ方のご紹介

新鮮なままを楽しみたいなら生で
より甘みが増す「和風ポトフ」も

「はたがなる大根」のきめ細かい肉質と甘みを、新鮮なまま楽しみたいなら、大根おろしや大根サラダが良いでしょう。煮物にしてもおいしいので、ニンジン、タマネギ、ベーコンなどと一緒に煮て、「和風ポトフ」で楽しむのもオススメです。ベーコンの旨みで、大根の甘みをより味わえます。

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お問い合わせ

〒668-0051
兵庫県豊岡市九日市上町550-1
たじま農業協同組合営農生産部 特産課
電話/0796-24-6672 FAX/0796-24-6702

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