日本海の潮風を受けて育つ香住梨
新品種「なしおとめ」もデビュー

たじまの北端に位置し、日本海に面する美方郡香美町香住の特産品が「香住梨」。ゆるやかな山の斜面で、日本海からの潮風を受けて育つ「香住梨」は、排水が良く、香住で獲れた紅ズワイガニのカニガラ入り有機肥料を与えた土で育ちます。平成30年、兵庫県がオリジナルの新品種として開発した「なしおとめ」が、新たな「香住梨」としてデビューしました。

おいしさの特徴

さまざまな品種が揃う「香住梨」
食感や甘みの違いを楽しめる

「香住梨」には「二十世紀」「幸水」「新高」のほか、新たにデビューした「なしおとめ」など10種類の品種があり、それぞれに異なる食感や甘み、ジューシーがあります。たじまの新たなブランド梨「なしおとめ」は、大きな実に小さな芯で可食部が多く、食べ応えがあり、洋梨のような芳醇な香りとさっぱりとした上品な甘みが特長です。

おいしさの秘密

日本海の「海の恵み」で育った梨
糖度の全量検査などのこだわりも

「香住ガニ」として知られる紅ズワイガニのカニガラを加えた有機肥料を与え、日本海からの潮風を受けて育つ「香住梨」には、まさしく「海の恵み」を受けたおいしさがあります。生産量の多い「二十世紀」は、一つひとつの糖度を計測して出荷するなど、それぞれに品種ごとに、味と品質へのこだわりを持って生産・出荷されています。

良い梨ができるとやっぱり嬉しい
香住梨を次世代に伝え・残したい

平成25年に農地を受け継ぎ、「二十世紀」を中心に香住梨の栽培を手がけています。良い梨ができるとやっぱり嬉しいですし、もっと良い梨を出荷したいという気持ちになります。また、香住梨の農園を次世代に伝える・残すことの大切さも実感しています。香住梨の将来を自分なりに思い描いて、試行錯誤を続けていきます。

香住果樹園芸組合 松井 和也 さん

旬と産地のご紹介

海と山に囲まれた梨の産地・香住
品種で異なる収穫時期と旬の時期

冬の味覚の王様「紅ズワイガニ(香住ガニ)」の産地でもある、美方郡香美町香住は日本海となだらかな山に囲まれた土地。そんな香住で育つ「香住梨」は、品種ごとに収穫時期や食べ頃が異なります。収穫・食べ頃は概ね8月上旬~11月下旬までですが、追熟させてから出荷される「愛宕」や「新雪」は、12月~2月下旬までが旬になります。

どこで買えるの?

JAたじまの直売所「たじまんま」
県内外のスーパー・百貨店でも

「岩津ねぎ」の産地である朝来市内の「道の駅」などを中心に、JAたじま直営のファーマーズマーケット「たじまんま」ほか、各直売所などでお買い求めいただけます。たじま以外の地域では、関西圏のスーパーマーケットや百貨店の店頭などでも「冬の味覚」として販売されています。

直売所「たじまんま」

美味しい食べ方のご紹介

そのまま食べてもおいしい梨を、
爽やかな「梨シャーベット」に

そのまま食べられることが多い「香住梨」ですが、デザートにするのもオススメです。皮をむき、すりおろした「香住梨」を溶かしたゼラチンによく混ぜて、砂糖を加えて凍らせると「梨シャーベット」のできあがり。器に盛ってミントを添えると、見栄えもおいしさもより引き立ちます。

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お問い合わせ

〒668-0854
兵庫県豊岡市八社宮490-3
たじま農業協同組合営農生産部 直販課
電話/0796-22-0300 FAX/0796-22-0611

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