特産品の産地マップ
基本データ(令和3年度調べ)
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但馬地域の農業産出額93億7000万円農林水産省「令和3年度市町村別農業産出額」より
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但馬地域の総農家数9,839戸農林水産省「2020年農林業センサス」より
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但馬地域の耕地面積5,936ha農林水産省「2020年農林業センサス」より
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但馬地域の畜産業産出額111億6000万円農林水産省「令和3年度市町村別農業産出額」より
JA特産品の生産状況※JAたじま調べ
お米(収穫量)
10,650t
たじまピーマン
599.7t
朝倉さんしょ
16.1t
仔牛
肉用牛(飼養頭数)
2,848頭
肥育牛
肉用牛(飼養頭数)
341頭
※R4集荷量
たじまの「農」とは
「農」とは?
土を耕し、森を育て、豊かな海を守り、食料をはじめ人々の生活を支える様々なものを産み出す農林水産業の営み、その営みを通じた生物多様性などの環境保全や洪水防止、水源かん養等の多面的機能により県民の「いのち」と「くらし」を支えるもの。
さらには、人々の生活の場である農山漁村とそこに育まれた伝統・文化、豊かで美しい景観など、広く農林水産業・農山漁村を捉えた概念。
兵庫県発行「ひょうごの『農』2021」より抜粋
美しい山・川・海に恵まれ、
昼夜の寒暖差が大きい但馬
豊富な水資源をたたえる山岳急峻な地形に囲まれた但馬。農業に適した中山間地域では昼夜の温度差が大きいことから、高品質で味のよいお米、甘み・旨味を増した野菜や果物が実るゆたかな恵み溢れた地域です。特に気候条件に適したピーマン、岩津ねぎ、朝倉さんしょといった特産品が知られています。
美しい棚田の景観と、
コウノトリと共生する農業
1950年代から但馬の人々が一体となり、日本の空から姿を消したコウノトリの野生復帰事業に取り組んでいます。2005年には5羽のコウノトリを但馬の空に放鳥。以来、但馬の地で着実にその数を増やしており、一度絶滅した野生動物が世界で初めて野生復帰に成功した好例として世界に知られています。但馬は「幸せを運ぶ鳥」コウノトリの故郷として、人と自然の共生を目指します。
「世界農業遺産」に登録された
但馬牛の伝統的な飼育法
2023年7月、兵庫美方地域の「人と牛が共生する美方地域の伝統的但馬牛飼育システム」が世界農業遺産に認定されました。
100年以上前に国内で初めて牛の血統登録「牛籍簿」を整備して和牛改良の基礎を作ったことや、草原放牧や棚田畔草の給餌によって農村環境や多様な生物資源が保全されていることなどが高く評価されました。