豊岡市でコゴミの出荷始まる

 山菜などの生産者で組織する新農業研究会は1月27日、今季のコゴミの出荷を始めました。出荷の遅れが見られた昨季に比べ、今季は順調に生育し平年と同じ時期の初出荷となりました。

 現在は生育にややばらつきが見られますが、作柄は平年並み。2月下旬の最盛期に向けて良質なコゴミが増え、出荷は4月末まで続く見通しです。同会では今季、豊岡市内の生産者9人が、JAを通じて京都の市場へ1tの出荷を目指します。

170127kogomi.jpg 豊岡市竹野町でコゴミを生産する依田廣志さん(写真)は、栽培4年目の今季、ビニールハウス内に作った床に約4,000株を伏せ込みました。

 依田さんは、「やや大きめのものが多いが、色づきの良いコゴミができている。温度などしっかり管理して、250kgの出荷を目指したい」と話していました。