お客様に喜ばれる菊を作ってみませんか 菊づくり塾開講
JAたじまのファーマーズマーケット「たじまんま」は3月8日、平成29年第1回菊づくり塾を豊岡営農生活センター(豊岡市八社宮)で開き、13人が参加しました。塾は、たじまんまの出荷者を対象に全5回開催。15年にわたり菊を栽培している、「たじまんま」出荷部会の谷口修会長を講師に、今年も昨年に引き続き輪菊づくりを中心に基本的な知識と技術を学びます。
今回は、菊の品種、畝や苗の作り方、施肥、防除など基本的な栽培管理を教わりました。また、豊岡農業改良普及センター職員が、白サビ病やキクスイカミキリなどによる被害に遭わないよう、日頃からよく葉や茎を観察し、随時防除するよう注意を呼びかけました。参加者たちは、自身の菊づくりに生かそうと、元肥の施肥量や殺菌剤の効果的な施し方など、分からないことを熱心に質問していました。
谷口部会長は、「菊の栽培は難しい。しっかりと知識を学んでもらい、良いものを栽培して欲しい。菊づくりを始めたい人、出荷してみたい人など一人でも多くの方に塾に参加してもらいたい」と話していました。
参加者の男性は、「塾では本にも載っていないことを学べる。ほかの参加者たちと意見交換できるのも塾の良いところ。これからも参加して、立派な菊を栽培できるよう知識や技術を身に付けたい」と話していました。