たじまりんどう初出荷へ現地研修
「たじまりんどう」産地化プロジェクトチームは7月14日、初めて迎える出荷を前に、収穫と荷造りの現地研修会を養父市八鹿町朝倉のほ場で開きました。たじまりんどうの生産者ら関係者約30人が参加し、収穫までの管理や出荷の体制などを確認しました。
研修会では、株式会社やぶの花の石原洋輔取締役が、収穫適期の判断方法、収穫や荷造り時の注意点などを説明。リンドウを実際に収穫し、規格などを説明しながら、調製作業を実演しました。
また、出荷日や物流などの申し合わせを行い、収穫に向けて定期的に防除を行うなど病害虫への早めの対策を呼び掛けました。
研修会の参加者は、「いよいよ収穫を迎える。これまでやってきたことが台無しにならないよう、出荷まで気を抜かずにしっかりと管理し、多くの出荷を目指したい」と意気込んでいました。
同チームは、㈱やぶの花、JAたじま、JA全農兵庫と兵庫県で組織。但馬地域の新たな特産品目としてリンドウの栽培面積を増やし、西日本一の産地を目指しています。平成28年度から栽培を始め、今年度初めての出荷を迎えます。