特産アズキ「美方大納言小豆」播種最盛期
美方郡の特産アズキ「美方大納言小豆」の播種作業が最盛期を迎えています。同アズキを生産するJAたじまの美方大納言小豆生産部会では、7月中旬から播種を開始。好天が続き、適期の作業で、播種は順調に進んでいます。
3年前から美方大納言小豆を栽培する同部会の谷脇彦次さんは、7月21日に播種。播種機を装着したトラクターで約24a植え付けました。
谷脇さんは、「天候不順などが原因で播種時期がずれると、蔓ぼけを引き起こし、収量、品質が下がってしまう。今年は天候に恵まれ、適期に種をまくことができた。今から収穫が楽しみ。播種後も栽培管理を徹底し、良質な美方大納言小豆を収穫したい」と話していました。今後は8月中旬に土寄せを行う予定です。
同アズキは、風味がよく、旨みがあり、きれいなルビー色をしているのが特長。他品種に比べて大粒で、煮崩れしにくく、和菓子などの加工に適しています。