朝倉さんしょ講習会で苗木の植え付け作業確認
JAたじま朝倉さんしょ部会朝来支部は11月14日、苗木の植え付け講習会を朝来市山東町野間のほ場で開きました。今季から朝倉さんしょの栽培を始める農家や同部会支部会員ら15人が参加し、ほ場の準備や苗木植え付け時の注意点を学びました。
講習会では、朝来農業改良普及センター職員がほ場の選び方、土壌の成分や、植え穴の大きさと深さなどを説明。根をしっかりと張るよう、水田に植える場合は鋤床層を砕くこと、盛り土をして浅植えにすることなどを呼び掛けました。講習会の参加者らは、定植後の管理や剪定(せんてい)の仕方などを質問し、JAや普及センター職員が丁寧に答えていました。
講習会の参加者は、「植え付け講習会に参加せずに植えた朝倉さんしょは、思うような樹形にならず収穫などで困っていた。これから植える朝倉さんしょは今回の講習を参考に、植え付けや剪定を適切に行いたい」と話していました。