好みのお米はどれ? 養父市のお米を食べ比べ
養父市内で生産したお米を食べ比べ、好みのお米に投票して最上位を決めるお米食味会が12月6日、養父公民館で開かれました。養父市の広瀬栄市長ら行政関係者、同市内の米生産者、教育機関の関係者やJA職員ら約40人が出席し、お米の品質や食味を確かめました。
食味会は、良食味米の生産意欲と養父市産米の価値の向上を目的に、養父市農業委員会が開いています。食や農業に携わる関係者らが審査員となり、同市内で栽培した「蛇紋岩米」「コウノトリ育むお米」「ふるさと但馬米」「養父市紙マルチ栽培米」「棚田米」の白米5品目を審査。色つや、香りや粘りなどを確かめ、それぞれ最もおいしいと思う米に投票しました。
最も得票数の多かった最上位の会長賞には、同市大屋町の栗田匡晃さんが出品した養父市紙マルチ栽培米が選ばれました。
栗田さんは、「多くの人においしいと食べてもらえるのはとてもうれしい。これを励みに今後もおいしいお米づくりに力を入れたい」と喜びを語りました。
食味会ではこのほか、朝来農業改良普及センターの三木直樹普及指導員が、「今年の水稲作柄とお米の食味について」と題し講演。お米の評価方法や、よりおいしいお米を目指した栽培管理などを話し、出席者らは熱心に話しを聞いていました。