最優秀賞に生野高校家庭科部 「岩津ねぎ料理コンテスト2018」

180217iwatunegiryourikonntesuto1.jpg 朝来市の特産「岩津ねぎ」を使った料理コンテストの本選が2月17日、和田山クッキングスクール(朝来市和田山町寺谷)で開かれ、兵庫県立生野高等学校家庭科部が作った「岩津ねぎのポーク巻き」が最優秀賞に選ばれました。
 コンテストは、岩津ねぎの普及拡大を目的に朝来市が毎年開いていて、今年で11回目。昨年よりも9件多い95作品の応募があり、書類審査を通過した8作品がこの日の本選に進みました。
 本選では、同クッキングスクールの田中美智子校長、生産者、行政やJAなど関係者ら9人が、料理の味、見た目、独創性や作りやすさなど全7項目を審査。さらに、特別審査基準として、昨年4月に日本遺産に認定された「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」を彷彿とさせるかどうかも盛り込み、上位入賞作品を選びました。
180217iwatunegiryourikonntesutoogp.jpg 最優秀賞に選ばれた「岩津ねぎのポーク巻き」は、みじん切りした岩津ねぎの青葉と白根、ニンジンを豚バラ肉で巻いて揚げたもの。ソースのタルタルソースにも岩津ねぎをふんだんに入れ、ネギづくしの彩り豊かな逸品に仕上げました。審査では、青葉から白根まで全て食べられる岩津ねぎの特徴を生かし、味、見た目、栄養学的にも優れている点が高く評価されました。生野高校家庭科部の太田璃音さん(写真左)は、「青葉、白根、ニンジンを用い、色鮮やかになるよう工夫した点が評価されてよかった。すばらしい賞をいただけてとてもうれしい」と話していました。


 そのほかの結果は次のとおりです。


優秀賞=「鮭の岩津ねぎ南蛮漬け」小野俊海さん

特別賞=「鮭とクリームチーズと彩り野菜の鉱石サラダ」森田直美さん

同 賞=「絹厚あげの和風ねぎあんかけ」栃尾奈生子さん

同 賞=「すき焼き風岩津ねぎ春巻き」高本翔大さん

同 賞=「岩津ねぎ春雨」柴田明さん

同 賞=「岩津ねぎのちゃんちゃん焼き」萩野剛さん

同 賞=「カラミ石風ミートローフ」夜久知世さん