夏秋ピーマンの生産拡大を 総会で決意
出石野菜生産組合は2月15日、通常総会を出石支店で開きました。生産者、行政やJA職員ら約30人が出席。全3議案を原案通り承認し、但馬地域の基幹作物、夏秋ピーマンの生産拡大に努めることを決めました。
同組合では平成29年度、町内の生産者38人がピーマンやキャベツ、ハクサイなど約35tを出荷。今季は10月下旬の台風の影響で、ほとんどの品目で出荷量、販売高が計画を下回りました。主軸のピーマンは同組合の7人が生産しています。30年度は、ピーマンの定植を始める5月まで、定期的に講習会を開き栽培者の拡大と栽培技術の向上を図り、目標の達成を目指します。
総会では、29年度の事業報告と決算、30年度の事業計画と予算などを審議しました。太田俊明組合長は、「台風が来るまでは順調に出荷し、価格も良かった。来年度は収量があり収穫期間も長いピーマンを少しでも多くの組合員が取り組み、目標に向けてがんばりたい」と話しました。
また生産意欲の向上を目的に、優秀な生産者を表彰しました。表彰を受けた山本憲一さんは、「賞をいただきありがとうございます。今後も野菜の生産をがんばりたい」と喜びを語りました。