消費者の信用を高めよう 総会で確認
JAたじまの美方郡つちかおり米生産組合は平成30度、暦に忠実な栽培と栽培履歴書の記帳を徹底し、より安全で安心な「つちかおり米」の出荷を目指します。3月20日に村岡支店で開いた総会で決議しました。
同米は、農薬や化学肥料の使用をできるだけ控え、有機質肥料を中心に栽培する、食べる人、自然に優しい特別栽培米コシヒカリです。生活協同組合コープこうべと30年以上にわたり契約栽培をしていて、同生協の安全・安心な農作物であることを保証する「フードプラン」の商品に認定されています。
同生産組合では29年度、美方郡内の生産者198人で約370㌧を出荷。7月中旬の長雨や9月の日照不足の影響で生育にばらつきが生じましたが、登熟の時期を揃える水管理と、適期刈り取りで、作柄は平年並みとなった。30年度も栽培管理の励行、農薬や肥料の使用の遵守で、安全・安心な同米の栽培に努め、消費者からの信用をより高めます。
総会には、生産者、行政やJAなど関係者ら64人が出席。29年度の事業や決算について、30年度の事業計画や収支予算について全2議案を審議し、全て原案通り承認した。同生産組合の杉岡富之組合長は、「今後も組合員一丸となって栽培に取り組み、消費者の安心と信用を積み重ねていこう」と呼びかけました。