たじまりんどう 講習会で作業確認
たじまりんどう生産者、株式会社姫路生花卸売市場、株式会社やぶの花、兵庫県、JA全農兵庫とJAたじまで組織するたじまりんどう生産協議会は3月30日、平成30年の栽培に向けた講習会を総合営農センターで開きました。生産者ら協議会の関係者約20人が出席。高品質なたじまりんどうの生産を目指して、栽培の基本と肥培管理を学びました。
講習会では多木化学株式会社の市位恵三主任技師が、時期に合わせた作業を説明。リンドウの生態を理解し、各生産者のほ場に合った適期の管理を呼び掛けました。
また、全員で栽培の悩みや疑問などの課題を共有。生産者らは、今後の栽培に向けた品種、管理や出荷などの意見を交わしていました。
協議会でのそれぞれの役割を再確認し、情報の共有化を一層強めることを決めて、30年の出荷、販売への意思を統一しました。
講習会の参加者は、「まだ栽培を始めたばかりで手探り状態。悩みなどはすぐにJA担当者やほかの生産者らに聞くなどして、質の良いたじまりんどうを多く出荷したい」と意気込んでいました。