より信頼される米産地へ 総会で確認
JAたじまのつちかおり米協議会は平成30年度、消費者からより信頼される米産地を目指して、生産工程管理の記帳、栽培技術の向上、産地のPRに一層努めます。6月20日に本店で開いた総会で決議しました。
「つちかおり米」は、農薬や化学肥料の使用を抑え、有機質肥料を使って育てる、人と自然にやさしい特別栽培米コシヒカリです。生活協同組合コープこうべと30年以上にわたり契約栽培をしていて、同生協の安全・安心な農作物であることを保証する独自ブランド「フードプラン」の商品に認定されています。30年度は、これまで積み上げてきた歴史と、認定商品であることを強みに、栽培日誌の記帳と担当職員による日誌の確認、食味や土壌の分析とその結果の活用、現地講習会やほ場巡回の実施、同生協との消費者を産地に招いた交流会、店頭での販売促進活動になどに尽力し、より安全で安心なおいしい同米の生産と普及に努めます。生産者397人で29年度の出荷量より50㌧増の960㌧の出荷を目指すこととしました。
総会には、生産者や同生協、㈱コープライスセンター、全農パールライス㈱、JA全農兵庫県本部、行政、JAなど関係者ら約40人が出席。29年度の活動や収支決算について、30年度の活動計画や収支予算についてなど全3議案を審議し、全て原案通り承認しました。同協議会の杉岡富之会長は、「これからも栽培基準を守り、安全で安心なお米として築き上げてきた30年間の信頼をより強固なものにしていこう」と呼びかけました。