省力性と作業精度の高さを実感 ネギ用管理機実演会

180801negikannrikijituennkai.jpg JAたじまの温泉営農生活センターは8月1日、ネギ用の管理機による土寄せ実演会を美方郡新温泉町鐘尾のほ場で開き、生産者12人が管理機の性能を確かめました。

 ネギ用管理機は、付属品を付け替えることで、植付け用の溝作りや埋め戻し、土寄せ、掘取りなどのネギ栽培にかかる複数の作業に対応することができます。中でも、ネギの品質に大きく影響する土寄せをより高い精度で効率よく行えるため、同センターでは導入を積極的に薦めています。

 実演会では、農業機械メーカーの三菱農機販売株式会社と株式会社クボタ、ヤンマー農機製造株式会社の担当者がそれぞれの管理機を持ち込み、作業性や操作性などを説明しながら土寄せを実演し、高品質なネギづくりに役立つことを参加者らに訴えました。参加者らは、各社の管理機の性能を見比べたほか、実際に管理機に触れて使い勝手を確かめました。

 参加者は、「土寄せは収穫までに6回ほど行う。作付面積が広いと作業が大変で、軽労化の必要性を強く感じている。機体のバランスや土の寄せ具合も良かった。導入を検討したい」と話していました。

 温泉営農生活センターの西口直輝は、「土寄せはねぎ栽培において欠かせない作業であり、年に数回行う。管理作業を少しでも楽にするため、導入を検討していただきたいと思う」と話しました。