但馬の新米を食卓へ!出荷始まる

 JAたじまは9月26日、2018年産米の出荷式を穀類共同乾燥調製貯蔵施設「こうのとりカントリーエレベーター(CE)」(豊岡市清冷寺)で開きました。出荷式にはJA役職員や行政など関係者ら約50人が出席し、但馬産ブランド米の出荷を万歳三唱で祝いました。
 この日出荷したのは、特別栽培米コシヒカリの「コウノトリ育むお米」12tと「つちかおり米」10.8t。「コウノトリ育むお米」は関東地方を中心に展開するイトーヨーカドーで、「つちかおり米」は契約出荷先の生活協同組合コープこうべで10月ごろから販売されます。尾﨑市朗組合長は、「こうのとりCEは火力を使わず、除湿した空気でゆっくりとお米を乾燥させているため、品質や食味のよい状態に仕上がる。自然環境に配慮して栽培する安全・安心でおいしい但馬産の新米を、ぜひ多くの消費者に味わっていただきたい」とあいさつしました。
 「コウノトリ育むお米」はコウノトリ育むお米生産部会の部会員321人が467haで栽培していて、18年産米は17年産米より207t増の1,655tの出荷を予定しています。関東や京阪神、沖縄などへの出荷のほか、アメリカなど海外への輸出も進めています。
 「つちかおり米」はつちかおり米協議会の会員394人が27haで栽培していて、18年度は93tの出荷を見込んでいます。

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