但馬ブランド「朝倉さんしょ」一層強化へ 生産者大会を開催

181106asakura1.jpg JAたじま朝倉さんしょ部会は11月6日、JA総合営農センターで生産者大会を開きました。部会員、JA役職員や行政関係者ら約120人が出席し、来年度の活動方針などを確認しました。来年度も「但馬ブランド"朝倉さんしょ"」を合言葉に、さらなる品質向上と収量安定化を図り、より多くの人に朝倉さんしょを届け、但馬ブランドとして全国に発信します。来季は18t以上出荷することを目標に掲げました。

 今年度は509人が約1万2千本を栽培しました。今季の出荷量は前年比136%の16.4tで昨年を上回りました。

 来年度も植え付けやせん定など時期の作業にあわせた栽培講習会を支部ごとに開き、高品質な朝倉さんしょの安定出荷を目指します。また、但馬内外でのイベントに積極的に参加して朝倉さんしょをPRし、販路拡大にも力を入れます。

 大会では今年度の出荷や販売の実績、部会活動などを確認。福井悦雄部会長は「市場での需要が高まり販売価格も安定している。部会員一丸となって高品質な朝倉さんしょの生産に努め、皆さんの要望にしっかりと応えていきたい」と話していました。

 7月に開いた品評会の上位7人も表彰しました。最優秀賞の但馬県民局長賞には豊岡支部の森垣哲男さん(写真)を選びました。

優秀賞受賞者は次のとおりです。
 全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞=池内修さん(豊岡支部)
 たじま農業協同組合組合長賞=中尾廣さん(みかた支部)
 豊岡農業改良普及センター所長賞=山田聰四郎さん(豊岡支部)
 朝来農業改良普及センター所長賞=野間営農組合(朝来支部)
 新温泉農業改良普及センター所長賞=西澤篤之さん(みかた支部)
 JAたじま朝倉さんしょ部会部会長賞=米田鉦延さん(養父支部)