部会活動をより活発に 販売高7,800万円目指す 総会で取組確認
たじま農協豊岡そ菜部は平成31年度、品目別に行う委員会活動の強化や部員の確保などに努め、販売高7,800万円を目指します。2月26日、第54回通常総会をホテル大丸で開き、生産者や市場関係者、行政、JAなど関係者ら約30人が次年度の取組を確認しました。
同部では、品目ごとに委員会を作り、トマトやピーマンなど計7品目の野菜を栽培しています。30年度は、部員33人で約104㌧を地元や阪神方面の市場にJAを通して出荷しました。7月の豪雨による冠水被害や8月の高温による生育不良、9月の台風などの影響で、出荷量は29年度と比べ66㌧減りました。温暖な気候による秋・冬野菜の安値なども響き、販売高は計画比47.4㌫でした。31年度は、各委員会で天候不順への対策や栽培講習会の開催、新規栽培者の獲得や育成などに取り組み、生産物の更なる高品質化と増収を図ります。
総会では、30年度の事業報告と収支決算、31年度の事業計画と収支予算など全3議案を審議し、全て原案通り承認しました。三谷壽洋部長(写真)は、「良質な野菜の増産に向けて、各委員会での活動をより活発に行い、関係機が関一丸となって販売に努めていこう」と呼び掛けました。
このほか、JA職員が冬場の新たな収入源として白ネギの栽培を提案。市場からの引き合いが強く、機械化で栽培にかかる作業負担の軽減が図れることや収益性が高いことなどを紹介しました。また、品目ごとに今年度の優秀な出荷者を表彰しました。結果は次のとおりです。
平井保さん(トマト)・小西勲さん(軟弱野菜)・棚田照行さん(ピーマン)・西浦邦雄さん(イチゴ)・西沢泰裕さん(レタス)・岡田晴夫さん(キャベツ)