ふるさと但馬米総会を開催

190417furusato0.jpg ふるさと但馬米振興会は4月17日、本店で総会を開きました。生産者、㈱神明、JA全農兵庫、JAたじまの関係者ら約40人が、出荷目標2100tの達成に向け一層の連携を誓いました。

「ふるさと但馬米」は、農薬や化学肥料を慣行の半分に抑えて栽培する特別栽培米コシヒカリ。生産者と流通業者、JAで、平成21年に組織を立ち上げ、ふるさと但馬米の普及を進めています。昨年度は1138人が但馬全域の604haで栽培し、1806tを出荷しました。

 今年度もふるさと但馬米の生産基盤を強化して生産量拡大を図ります。各支部で現地研修会を開いて生産者個々の技術を高め、品質や食味の向上をめざします。また、産地交流田などを活用した販促活動にも力を入れます。

 総会で30年度の事業報告や31年度の事業計画など3議案を審議し、原案通り承認。役員改選では江尻繁会長を再任しました。江尻会長は「今年度は10年の節目。関係者みんなが力を合わせて必ず目標を達成しよう。消費者には栽培暦を忠実に守り、安全安心のおいしいお米を届けよう」と意気込んでいます。