おおや高原の有機野菜 出荷開始
おおや高原有機野菜部会は5月11日、養父市大屋町のおおや高原で、ホウレンソウの今季の出荷を始めました。17日に金谷智之部会長のほ場で出荷式を開き、部会員や生協職員、行政、JA役職員ら約40人が出荷を祝いました。
同部会には10戸が所属しています。標高約500~700mの準高冷地で、ビニールハウス約300棟を活用して、ホウレンソウを主にミズナやキクナなど7品目を有機栽培。全量を生活協同組合コープこうべへ出荷します。
同生協農産担当の谷元洋一係長は「おおや高原の野菜は全100店舗で取り扱っている。売上は前年対比103㌫でファンも多い。消費者にしっかり届けたい」と話していました。金谷部会長は「4月の降雪などもありホウレンソウの初出荷が例年より1週間弱遅れたが、5月に入って生育は回復。来週にはキクナやミズナも出始め、出荷が本格化する。部会員が協力して安定出荷に努めたい」と意気込んでいました。