つちかおり米のファンを増やそう 消費者を産地に招き交流会
つちかおり米協議会と生活協同組合コープこうべ、株式会社コープライスセンター、全農パールライス株式会社、JA全農兵庫県本部は5月18日、コープス兵庫コシヒカリ親子米づくり体験ツアーを宿泊研修施設うづかの森(美方郡香美町村岡区森脇)で開きました。
ツアーは全3回で、同生協へ契約出荷している特別栽培米コシヒカリ「つちかおり米」の田植えから稲刈りまでを消費者が体験します。米づくりを通して食と農のつながりを学んでもらうとともに、つちかおり米のファンになってもらおうと5年前から毎年開催しています。
第1回には、同生協組合員の親子12組40人が参加しました。職員から但馬地域の特徴や米づくり、つちかおり米についての説明を聞いたあと、施設周辺のほ場で、同協議会員に苗の植え方を教わりながら、田植えヒモを使って一本一本丁寧に手植えをしました。昼食のバーベキューでは、つちかおり米で作ったおにぎりや、但馬牛の焼き肉に舌鼓を打っていました。
参加者の伊丹市在住の谷口智基さんは「お米づくりは大変だと思いました。また、普段泥の中に入ることがないので、貴重な経験が出来ました」と話していました。
ツアーは今後、6月23日にほ場で生きもの調査、9月21日に稲刈りを行う予定です。