機械の導入で岩津ねぎの定植作業を省力化
岩津ねぎの生産者で組織するJAたじま岩津ねぎ部会は6月18日、和田山町林垣のほ場で、苗の植え付け時期に合わせて、簡易移植機の使い方を指導する研修会を開きました。研修会には約30人が参加しました。
同部会が導入している簡易移植機「ひっぱりくん」は、チェーンポットと呼ばれる数珠状に連なった紙製の鉢で育てた苗を等間隔で簡単に植え付けられます。腰などに負担がかかる定植作業を立ったまま簡単に行え、倒れなどによる植え直しの手間も省けることから、同部会は導入を進めています。
実際にひっぱりくんで初めて定植作業を体験した参加者は「以前は別の定植機を使っていた。ひっぱりくんは腰の負担が少ないことだけでなく、植えるのが速い。力もそこまでいらないので、自分のほ場で植えるのが楽しみ」と笑顔で話していました。