豊岡ぶどう査定会で出来栄え確認

190907budou1.jpg JAたじま葡萄部は97日、豊岡営農生活センターで品位査定会を開き、今季の出来を確認しました。

 豊岡市内の生産者48戸が部に所属しています。「ピオーネ」を主力に大粒のブドウ約20品種を生産し、東京の洋菓子店や地元のファーマーズマーケット・たじまんまの他、贈答用に全国へ出荷しています。今季の出荷は10月下旬までで約3tを見込んでいます。

 査定会には部員21人が8品種33点を出品しました。部会役員、豊岡農業改良普及センターやJAの職員らが糖度や重さなどを測りました。生産量の約5割を占める「ピオーネ」は、13点の出品があり、平均糖度は17.8、平均果房重は663gでした

 関光明部長は「猛暑や雨不足で生育への影響を心配したが、かん水など生産者の適切な栽培管理で生育は順調だ。これから甘さが増してさらにおいしくなるだろう」と話しました。部会では、消費者の人気が高まっている「シャインマスカット」や「クインニーナ」などの皮ごと食べられる品種の増産にも力を入れます。