つちかおり米の収穫楽しむ 消費者親子らツアー
JAたじまのつちかおり米協議会と生活協同組合コープこうべ、全農パールライス株式会社、全農ビジネスサポート株式会社、株式会社コープライスセンター、JA全農兵庫県本部は9月21日、コープス兵庫コシヒカリ親子米づくり体験ツアーを宿泊研修施設うづかの森(美方郡香美町村岡区森脇)で開きました。ツアーは全3回で、5月に田植え、6月に生き物調査を行いました。米づくりを通して食と農のつながりを学んでもらうとともに、同米のファンになってもらい、生産者と消費者の交流を深め、消費拡大を狙おうと5年前から毎年開催しています。
最終回となった今回は、同生協の組合員家族12組37人が参加しました。同協議会の杉岡富之会長から鎌の使い方を学び、手刈りで稲刈りを楽しんだほか、生きもの調査やクイズを通じて、お米づくりが地域の環境保全にも役立っていることを学びました。
昼食では、かまどで炊いた新米の同米と豚汁を味わい、うづかの森職員の指導のもと、小豆白玉パフェ作りを楽しみました。大阪市から参加した女性は「ツアーを通じて、生産者の熱い思いが現地に来てよく伝わった。これからもつちかおり米をたくさん食べて産地を応援したい」と笑顔で話していました。