鳥獣害防止対策研修会を開催
但馬広域営農団地運営協議会は10月30日、鳥獣害防止対策研修会を日高文化体育館で開きました。集落の農会長や区長、農産物の生産部会員ら約260人が参加して、鳥獣害の防止策などを学びました。
テーマは「鳥獣害から集落ぐるみで農地を守る」。講演では農研機構中央農業研究センターの平田滋樹上級研究員と、森林動物研究センターの山端直人主任研究員が、地域の努力や工夫で一定の成果を上げている事例などを紹介し、地域の体制づくりや維持管理の重要性などを伝えました。
新温泉町から参加した男性は「野生動物の特性を理解し、それに合わせた対策が必要だ。学んだことを集落に持ち帰り、情報を共有して集落全体で農地を守りたい」と話しました。
会場では箱なわや電気柵など獣害対策用の資材を展示。参加者はメーカー担当者の説明を熱心に聞いていました。