「岩津ねぎ」品評会 上位20ほ場を2次審査
朝来市特産「岩津ねぎ」を生産するJAたじま岩津ねぎ部会は19日、品評会の2次ほ場審査を行いました。行政、部会役員、同JA職員ら9人が生育状況などを確かめました。
同品評会は、生産者の栽培意欲の高揚を図るとともに、生産技術と品質の向上を目指し、ブランド力を高めることを目的に、毎年開いています。岩津ねぎを3アール以上で生産している生産者が対象で、1次審査では157件のほ場が出品されました。今回の2次審査では、1次審査を通過した20ほ場を対象に、ほ場の衛生・病害虫発生状況・排水対策・生育状況に加え、管理上の工夫など、様々な観点から審査しました。
審査委員長を務めた朝来農業改良普及センターの藤澤満彦所長は「今日巡回したほ場は土寄せや排水対策、病害虫防除など、かなり高水準だった。心配していた生育の遅れも取り戻し、今年も高い品質で岩津ねぎの出荷が期待できる」と話していました。今回の2次審査のほか、外観・品質・品揃えについての生産物審査や総合審査を経て、最優秀賞1点、優秀賞6点、優良賞数点を選びます。選ばれた生産者は3月中旬に開催予定の生産者大会で表彰されます。