照来地区の米作りを学ぼう JA施設で総仕上げ
JAたじま温泉営農生活センター(美方郡新温泉町竹田)は10月28日、新温泉町立照来小学校の5,6年生合わせて20人を招き、お米の授業を開きました。児童たちは総合学習の時間で照来地区の歴史を学ぶ一環として「照来地区の地形の成り立ちと米作り」をテーマに学んでおり、その総仕上げとして同センターを訪れました。
同センター職員が講師となり、照来地区で栽培されるお米について説明しました。照来で栽培された米は他の米と比べ粘り気があることが特長で、その要因として、日照時間や昼と夜の寒暖差が大きいことなどが挙げられました。児童ら一人一人が講師の話を熱心に聞き、メモを取っていました。説明後はライスセンターへ移動し、計量から梱包までの流れを学び、最後に低温倉庫の見学しました。約7メートルに積み上がった米袋の山を見た児童からは驚きの声が上がりました。
照来小学校6年生の山本実咲さんは「ライスセンターと低温倉庫を見学して、大きい施設に大きい機械がたくさんあって驚いた。今日学んだことをまとめていい発表をしたい」と話し、講師を務めた同センター職員の西口直輝営農相談員は「照来は但馬のなかでも特に美味しいお米がとれる地域。そのことに誇りをもってこれからも勉学に励んでほしい」と話していました。