「マルハタの柿」出番
養父市八鹿町八木で「富有柿」を生産するJAたじまのマルハタ柿生産組合は6日、畑ヶ中公民館(養父市八鹿町八木)で「マルハタの柿」の出荷を始めました。今季は、台風の影響やカメムシによる被害が多く見られました。玉太りや糖度はほぼ平年並みで良質です。初日は、3人の生産者が約35キロを出荷し、JAを通じて贈答用として全国に発送しました。出荷は12月上旬まで続く見通しで、平年並みの計1トンの出荷を目指します。
10月30日には、同公民館でカキの目合わせ会を開催しました。生産者がそれぞれカキを持ち寄り、糖度を計測したほか、大きさや品質の規格を確認しました。平均糖度は15.5度でした。
同組合では生産者7人が「マルハタの柿」を生産しています。生産者の綿貫芳雄さんは「カメムシなどの病害虫が今年は多く、積極的に対策を講じている。「マルハタの柿」の特長でもある、甘くて大きなカキをぜひ味わってください」と話していました。