兵庫北錦品評会 玄米と稲株の2部門で審査

191213JAたじま 兵庫北錦品評会.jpg JAたじまの浜坂兵庫北錦生産部会は12月13日、浜坂営農生活センターで兵庫北錦品評会を開きました。部会役員や行政、JA職員ら7人が出品された玄米と稲株を審査しました。

 同部会が生産する酒造好適米「兵庫北錦」は大粒で、心白が大きいことが特長。今年度は新温泉町内の部会員60人が41.4ヘクタールで栽培しました。

 同品評会は、生産者の栽培意欲や栽培技術のさらなる向上、高品質化への意識付けのために行っており、今年で3回目。玄米は17点、稲株は15点の出品がありました。玄米の部は粒の大きさや粒ぞろいの良いもの、着色等被害粒の少ないものを、稲株の部は茎数が確保され、稲姿の美しいものを評価基準とし、それぞれの部で上位5点を選びました。選ばれた生産者は1月下旬に開催する定期総会で表彰する予定です。

 代理で審査委員長を務めた新温泉農業改良普及センターの寺田章普及主査は「8,9月の高温や、カメムシの被害を受けた出品があったが、上位で入賞したものは特に見られなかった。日頃のほ場管理の賜物だろう」と話していました。