岩津ねぎ品評会 生産物を審査

191210JAたじま 岩津ねぎ品評会生産物検査.jpg JAたじま岩津ねぎ部会は12月10日、和田山営農生活センターで岩津ねぎ品評会の生産物審査を行いました。行政や部会長、JA職員ら10人の審査員が出荷形態を審査しました。

 同部会の荒川欣也部会長は「11月末まで雨があまり降らず、水分不足で軽くなっていて心配したが、12月からの雨で重みが増し、岩津ねぎらしくなってきた。しっかりと審査し、模範となる生産者を決めてほしい」とあいさつ。出荷規格を確認し、目合わせを行った後、外観や品質、品ぞろいなど、10点満点で評価しました。

 この日、1次ほ場審査を通過した20人が出荷したネギから、無作為に選んだLサイズの岩津ねぎ1ケース(10袋入)を審査対象としました。

 審査委員長を務めた朝来農業改良普及センターの藤澤満彦所長は「白根の長さや葉の調節など、岩津ねぎの特徴をよく表した出品が多く、工夫と努力を感じた。特徴があるからこそ、ブランド力を下げないように、引き続き各関係機関も連携していこう」と話していました。

 品評会は今後、第2次ほ場審査と生産物審査などをもとに総合審査を行い、最優秀賞1点、優秀賞6点、優良賞数点を選びます。選ばれた生産者は3月中旬に行う岩津ねぎ生産者大会で表彰される予定です。