収穫した野菜が給食に登場
出石営農生活センターを通じて学校給食用に野菜を納入している瀬尾雅仁さんを招いた給食の試食会が12月12日、豊岡市立小坂小学校でありました。10日に1年生20人が瀬尾さんのハウスで収穫したコマツナが、「小坂小松菜のこんぶあえ」として登場。児童らは瀬尾さんと給食を楽しみました。
試食会は学校給食に地元食材を使い、児童らにその魅力や農業と食のつながりを知ってもらおうと、出石給食センターとJAが企画。この日のメニューは、豊岡産の食材を主に使う「ふるさと献立」。「小坂小松菜のこんぶあえ」は、豊岡市内の小中14校で約2,100食提供されました。
1年生の一人は「給食を楽しみにしていた。収穫したコマツナがおいしかった」とうれしそうに話しました。瀬尾さんは「子どもたちがおいしそうに食べる姿を見てうれしくなった。これからもがんばっておいしい野菜をつくりたい」と話しました。
給食のあとには、児童が収穫体験の絵日記を綴った冊子を瀬尾さんに贈りました。