次世代に繋ぐ"駅伝の農業"で担い手育成強化 おおや高原有機野菜部会総会
おおや高原有機野菜部会は2月26日、総合営農センター(養父市八鹿町朝倉)で総会を開き、生産者や関係機関、JA職員ら約20人が参加しました。ホウレンソウの出荷量向上など2020年度の栽培に向け意思統一しました。
金谷智之部会長は「人と自然にやさしい野菜作りをするとともに、次世代の担い手にバトンタッチする"駅伝の農業"で後継者育成する体制作りをしていきたい」と話していました。同部会は今年度2人、新規就農者の部会員を受け入れました。国家戦略特区の養父市が部会員を募っています。今後も新規就農者の確保と育成にJAや関係機関、行政が一体となって事業を進めていきます。
同部会は養父市大屋町にある標高500~700メートルの高原の冷涼な気候を生かし、約300棟のハウスでホウレンソウを主要品目に、全7品目を有機栽培しています。19年度は約2万5000ケース(1ケース3・2キロ)を全量コープこうべに出荷しました。20年度はホウレンソウ1万7000ケースで、計3万ケース出荷を目標に生産・振興を図ります。