黒大豆共励会 入賞者決定
JAたじまあさご黒大豆部会は3月6日、令和元年産「丹波黒大豆」の共励会総合審査を和田山営農生活センターで開きました。ほ場審査を通過した15人の生産物を審査し、最優秀の兵庫県知事賞など入賞者9人を決めました。入賞者は、今後開く振興大会で発表、表彰します。
今回の生産物審査は、11月のほ場審査で抜き取った5株の子実を選別、調製したものが対象。朝来農業改良普及センターの藤澤満彦所長を審査委員長に、藤本茂樹部会長ら審査員が、出品物の大粒割合、しわ粒や裂皮の混入状況、着色具合などを調べました。収量や規格別の比率、ほ場審査の結果や出荷実績などを総合的に判断して順位を付けました。
藤澤所長は「昨夏は猛暑や雨不足などで県全域でも不作傾向だったが、今回出品されたものは品質が良く、収量も多かった。生産技術の高さを感じた」と評価しました。藤本部会長は「入賞者はこの結果を励みに生産拡大に努めてほしい」と話しました。