おおや高原有機野菜 出荷スタート
おおや高原有機野菜部会は軟弱野菜の出荷を始めました。初出荷となった5月12日は、同部会の主要品目であるホウレンソウ60ケース(1ケース3.2キロ)を生活協同組合コープこうべに出荷しました。12月中旬まで出荷が続く見込みです。
標高500~700メートルに位置するおおや高原(養父市大屋町)で、冷涼な気候を生かし、ハウス約330棟でホウレンソウなど全7品目を栽培しています。但馬牛の堆肥などを利用し、良質な土作りがなされています。この部会は有機JAS認証を取得していて、県認証「ひょうご安心ブランド」にも認定されています。
今年度は順調に生育し、品質は昨年に比べ良いそうです。株元に鎌を差し込み、丁寧に収穫していました。その後、養父市大屋野菜集出荷所に持ち込み、選別や包装して出荷している。金谷智之部会長は「これからも愛情込めて作業を行い、消費者に届けたい」と話していた。
今年度は部会員10人で3万ケースの出荷を目指します。