特産梨「二十世紀」小袋かけ作業ピーク

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 香住果樹園芸組合は「二十世紀」などのナシの小袋かけ作業に追われています。香美町香住区では、4月下旬のあられなどの悪天候に見舞われましたが、平年通りの作業開始となりました。今年も今月末まで作業は続く見通しです。

 小袋かけは果実の着果後、カメムシなどの病害虫防止や果皮の日焼けを防ぐ大切な作業。ナシの生長を見計らい、6月中に2回目の袋かけを行う予定です。

 同組合の吉川晴雄組合長は30アールで9割以上「二十世紀」を栽培しています。13日から家族総出で作業を行っています。今年初めて小袋かけをした義娘の祐奈さん(写真)は「分からないことも多いが、経験者に教わりながら頑張りたい」と意気込む。吉川組合長は「香住の梨は昔から評価していただいている。楽しみに待っている消費者のために、これからも農作業に励みたい」と話していました。今後は2018年度から同組合で本格出荷を始めた新品種「なしおとめ」の生産量を増やしていくそうです。