高原大根「轟大根」出番
轟大根生産組合は6月24日から「轟大根」の出荷を始めました。今年度は病害虫の被害が特になく、品質と出荷量ともに良好で、順調な滑り出しとなりました。今年度は11月上旬まで地元の市場に4戸が200トン出荷を目指します。
轟大根は標高750~850メートルに位置する養父市の杉ケ沢高原で冷涼な気候を生かして栽培しています。轟大根はきめが細かく、肌つやが良いのが特徴です。昨年度は4戸で約177トン出荷しました。
1・2ヘクタール作付している同組合の木戸孝太郎組合長は「夏バテ予防にもなるダイコンを食べて、夏を元気に乗り越えてほしい。そのためにも、おいしいダイコンを食卓に届けたい」と話していました。7月に入り雨の日が続き、播種できない日が続いており、今後の収量が心配されています。