美方大納言小豆播種開始 播種機を無料で貸し出し

 200718JAたじま 美方大納言小豆播種.jpg美方大納言小豆生産組合は生産拡大に力を入れています。今年度は新たに播種機を購入しました。今年度は組合員123人で約7ヘクタール栽培に取り組みます。

 同組合管内の香住・村岡・温泉・浜坂の営農生活センターにおいて2台ずつ、組合員のみ対象に無料で貸し出しています。体の負担が少ないことのほか、手作業と比べて速く播けるのが特長です。作業の省力化に繋げ、作付面積を増加させることにより増産が期待できます。

 同組合に所属している上岡営農組合は香住区上岡の10人の水稲農家で20114月に設立。作期分散が見込めることから、美方大納言小豆の栽培に取り組み始めました。上岡営農組合は2019年度の美方大納言小豆品評会で最優秀賞を受賞していて、今年度の作付に関しても、連作障害防止のために耕うん前に約2カ月間水を張るなど、19年度の経験を生かして栽培しています。上岡営農組合の釜本日出男組合長は「美方大納言小豆のブランドを守るため、栽培暦を守り、組合員一丸となって栽培に励みたい」と話していました。