祝 令和2年産 新米出荷はじまる

出荷式.jpg JAたじまは8月26日、豊岡市清冷寺にある穀類共同乾燥調製貯蔵施設「こうのとりカントリーエレベーター(CE)」で2020年産米の初出荷式を開きました。行政やJA役職員など関係者約50人が新米出荷を祝いました。
 同JAでは主力のコシヒカリと合わせて、2019年産から本格的にコシヒカリよりも成熟期が早い「ちほみのり」や「つきあかり」などの極早生多収穫米の栽培を導入。生産者の所得増大、作期分散に繋げています。
 この日は、「ちほみのり」400袋(1袋30キロ)を生活協同組合コープこうべに向け出荷しました。今年は4月下旬から5月上旬を中心に田植えを行いました。出穂が7月10日頃から始まり、昨年より2~3日程度遅い出穂でしたが、生育は順調。9月上旬にはコープこうべの組合員への宅配や各店舗での販売が始まる予定です。
 出荷式で太田垣哲男組合長は、「梅雨明けが遅く日照不足が心配されたが、8月からの晴天で一気に生育が進んだ。安全安心をモットーに米作りをしてもらっている。味わいながら食べてもらいたい」とあいさつしました。
 同JAは2017年に、中期計画「Plan2020」で生産者・JA・実需者が一体となった生産から販売まで一貫した米づくりの拡大を掲げています。今年度が「Plan2020」の最終年度で、2020年の米全体の集荷目標を40万袋とし、既に今年度の出荷計画では40万袋を上回る契約を組合員と結んでいます。