「朝倉さんしょ」品評会審査会 過去最多37点が競う
JAたじま朝倉さんしょ部会は30日、本店で朝倉さんしょ品評会審査会を開きました。同部会役員やJA職員、関係機関ら21人が粒ぞろいや大きさ、色合いなどを入念に審査し、事前に調査している房の粒数・重量と併せて総合的に評価しました。入賞した上位7点は後日、表彰予定です。
同品評会は品質や栽培技術の向上を目的に毎年開いており、今年で6回目。過去最多である37点の出品でした。
同部会の日下部一宏副部会長は「今年は特に品質の高い出品が多かった。出品数も多く、JA職員と生産者が密に連絡を取り合っていることや、生産者の栽培技術の向上意欲が高まっていることが要因ではないか」と話していました。
「朝倉さんしょ」は養父市八鹿町朝倉が発祥の地とされており、JAが特産振興の重点品目として掲げています。今年度は但馬全域で416人が約22トン出荷。昨年度の出荷実績(約18トン)と比べて約23パーセント増加しました。