「はたがなる大根」初出荷 800トン出荷照準

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 鳥取県の県境近くに広がり、標高1000メートルを超える畑ヶ平高原(新温泉町)で栽培している高原大根「はたがなる大根」の出荷が17日から始まりました。同ダイコンを生産するJAたじまの畑ヶ平農業生産組合は今年度、3戸が約14ヘクタール栽培し、10月上旬まで800トンの出荷を見込んでいます。

 この日はJAを通じて京都や神戸、明石の市場に約24トンを出荷しました。

 収穫は午前3時ごろから開始。トラックいっぱいに収穫したダイコンは、葉をそぎ落とし、丁寧に洗い、等級別に箱詰めします。この日出荷したダイコンは翌日の午前中に店頭に並びました。

 同組合の西垣利男組合長は「長雨で生育が遅れていたが、ここ最近は晴天に恵まれ、品質は上々。おいしいダイコンを味わってほしい」と話した。