東京と但馬を繋ぐ パルシステム おうちで産地交流会
JAたじまのコウノトリ育むお米生産部会は11月7日、取引先の生協パルシステム(東京)とウェブ会議ツール「Zoom」を活用して「おうち産地交流~コウノトリ育むお米~」を開きました。
同生協との取引は平成29年産から始まりました。初年度は農薬不使用の特別栽培米を48トン、翌年度は有機JAS認証を受けた「有機JAS認証米」(コシヒカリ)を40トン、農薬不使用の20トンを合わせた60トンを出荷しました。今年度は「有機JAS認証米」を96トンの出荷を予定しています。
同生協は昨年、「産地へ行こう」稲刈りツアーで初めて但馬地域を訪れ同部会の生産者らと稲刈りや生き物探しを実施しました。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためオンラインで産地交流会を開催しました。同部会の村田憲夫部会長、行政、JA職員らは同生協の組合員ら21家族とウェブ会議システム「Zoom」を使って交流しました。同部会が生産する「コウノトリ育むお米」の新米でおにぎりを握ってみんなで一緒に食べようとJA職員が美味しい握り方講座を実施しました。参加者らもモニターを見ながら一緒に新米でおにぎりを握り、収穫を祝ってみんなで新米を試食しました。
交流会に参加した同JA米穀課の住吉良太係長は「今回初めての試みだったが、遠く離れた東京から但馬を身近に感じて頂けたと思う」と話しました。