自転車事故を防ごう 中学校で交通安全教室を開催
JAたじまとJA共済連兵庫は11月27日、兵庫県美方警察署と連携し、新温泉町立夢が丘中学校で自転車交通安全教室を開きました。全校生徒、教職員ら約130人が参加しました。プロのスタントマンによる自転車事故を想定した交通事故を再現し、事故の怖さを訴えました。
同教室では、プロのスタントマンが自転車と車による衝突を再現。他にも、ヘッドフォンや携帯電話を操作しながらの走行、並列走行や2人乗りなど、ルール違反の重なりが引き起こす大きな事故など複数の事故を再現し、生徒らからどよめきが起こりました。
同警察署の山本貴義交通課長は、「自転車は便利な乗り物だが、事故も多い。この機会を通じて、自転車は危険な乗り物という認識を持ちながら、利用してもらいたい」と話しました。
同教室に参加した男子生徒はスタントマンによる再現を見て、「とても怖かった。今まで何も気にせずに自転車で走行していたが、これからは安全運転に気を付けながら自転車を運転していきたい」と語りました。