エンドウ管理を学ぶ 排水管理などを説明
JAたじまの但東町野菜生産組合と出石野菜生産組合の両実えんどう部会は合同で、3月19日、豊岡市但東町水石のほ場で栽培講習会を開きました。生産者11人が参加し、実エンドウの今後の管理を学びました。
JAや豊岡農業改良普及センターの職員が、晩秋に定植した苗の生育を見ながら説明しました。エンドウは過湿に弱く、土壌水分が多い所では根腐れを起こしやすいため、水が溜まらないように排水対策を徹底することや、風による倒伏を防ぐため支柱を立ててネットや紐で支えることを呼び掛けました。今春は平年より高温で推移する予報ですが、霜害の危険がある場合には2回目の追肥を遅らせることも伝えました。昨年10月下旬から11月中旬にかけて播種しました。今季は大雪の影響が心配されましたが、生育は順調です。
但東町野菜生産組合実えんどう部会の一鷓晴男部会長は「5月の収穫最盛期に向けてエンドウの生育状況をしっかりと確認しながら今後の作業に取り組みたい」と話しました。