水稲育苗 順調に生育
JAたじまの各育苗施設では、水稲苗の播種作業がピークを迎えています。同JAでは、4月1日から作業を始め、豊岡、出石、和田山の施設で合わせて育苗箱約50万枚分の播種作業を行う予定です。
豊岡市清冷寺にある豊岡育苗施設では、15人ほどの作業員が主に「コシヒカリ」など13品種の苗を育てています。5月1日までに16万4000枚播種する計画です。4月16日現在で約9万枚の播種が終了しています。播種後は出芽、緑化の工程を経て約3~4センチの大きさにしてビニールハウスに移し、約15日間管理し出荷します。朝夕の寒暖差が激しい日もありますが、生育は順調です。同施設では、5月の連休から組合員への配布がピークを迎え、6月初旬まで続きます。
同施設の職員は「昨年よりいい仕上がりになっている。供給が終了するまで、事故やトラブルなく作業にあたっていきたい」と話しました。